社長のブログ
大学の存在意義
2020/04/04
社長ブログ
大学は専門的な勉強をするための機会だと思っています。
私は、「化学科」で大学院に進学し研究に没頭しました。
高校で好きになった化学を、根底の理屈から学ぶことができました。また化学実験により、実社会にいきる研究もさせてもらえました。
私は大学に専門分野を学びにいったと考えています。
一方で、大学は就職するための道であり、通過することに意味がある。また、就職するためにとりあえず入学した。
この理由は、否定はできないほど、多くの方が該当するのかもしれない。
しかしながら、大学は就職させてはもらえない。たとえ就職率が20%になったとしても、大学は専門分野を学ぶ場として存在するはず。
大学が提供してくれるものは、学ぶ場であり、各人が自由に動くことはできる。
就職を大学のせいにしてはならない。大学の大は20歳前後の方だけでなく、大人全般をさし、80歳であっても大学で学べる場としてガンガン活用されている。
時代は既に変わっており、大学を就職のルートなどと捉えている人は少なくなっていて欲しい。
就職は自己責任である。
つまり、大学が意味があるか・ないかではなく、大学が何故存在しているのか、考えて活用すれば使い方が分かる。
ちなみに、私は今、経営者である。化学系、食品、繊維、薬品の会社ではない。教育会社である。
大学に進学した意味がないと思っていない。
専門分野は使っていないが、分野が変わり教育であっても、研究や統計分析、規則性など、考え方はいきている。
大学で何を学んだのか?と言われたら、自信をもって「化学」と伝えている。