社長のブログ
業績が下がっても必要な人
会社は存続のためにお金も勿論であるが、運営する人も必要である。
どんなに業績が下がっても、人を採用することは止めない。
今回の自粛の影響で、倒産、売上5~9割減など、直撃を受けている企業は分かりやすいが。この後、3ヶ月~1年後に他の業界にも波がやってくる。
自動車・鉄道・建設・インフラ系は6ヶ月~1年の計画が既に決まっており、それを遂行させなければならない。(オリンピックの影響でそれも変わってきているが)
しかしながら大手であっても、時差で打撃を受ける。
プラスにもマイナスにも打撃を受けない業界はない。これから先1年は業績の上下が激しくなる。
そんな中、
多くの会社で、採用への投資を躊躇するが、採用0人にはならない。
運営には人が必要だからだ。
ただ、これまで100人採用していた会社が、30人に減少した場合、倍率が3倍以上にあがる。つまり、より優秀な層に厳選されるということ。
また、業績が下がっても必要な人材とは、何が求められるのか?を考えてみるといい。
皆さんは自分がオーナーだとしたら、自分の給与を自分で稼いでくれる人なら採用したいと思えるはずだ。
そう、業績が下がっていても、「業績をあげてくれる人」は欲しいのだ。
日本の多くの会社は、新卒は投資と捉え、入社後1~2年、長いところは3年は、利益にならないが採用してくれている。
それは、新卒が3年間は稼がなくても、他のベテラン社員の方々が稼いでくれているから成り立っている。
今、既にそんな夢のような投資ができなくなってきている。
業績が下がれば、新卒であれ、自分で稼げるようになって、会社にもっと貢献して欲しいと求められる。
そして、採用の時点で、どれだけ稼げる人になってくれるのか見極めが厳しくなるのだ。
ポテンシャルでは、もはや厳しいかもしれない。今すぐ、何かできるのか?稼げるのか?そういう経験があるのか?
そんな問いをなげかけてくる会社が増えていくだろう。