社長のブログ
新卒採用の着眼点
2020/03/22
社長ブログ
「人の可能性」は、私は信じている。
企業活動において、人の可能性を信じる上での着眼点がある。
応募者すべての人を採用!という訳にいかない事情がある。
大学までに形成された人間力については、各自それぞれだと思う。
入社後の教育には限界がある。というか、環境を勝手に使い自分で成長していかなければならない。
そうなると、必要な人間力については、「自走する」「自責化する」といった基盤が必要になるのだろう。
自走や自責といった考え方自体を入社後に指導することはない。ないと思って欲しい。
そのため、人間的な成長を、会社に期待するのではなく、入社する前までに働くための考え方を整えた方がいい。
「人の可能性を信じる!」といっている会社が、選考で学生を落選させる。それは、上記の人間的な基盤が不足しているからだ。
「入社後に0から育ててくれる」とは思わないで欲しい。企業はボランティア活動ではなく、利益をあげ経済をまわす活動である。
今一度、就職について考えて欲しい。新卒でも中途でも同じである。
採用では「人の可能性を信じる」というよりは「自分で育つ基盤があるか」を確認するだけだ。