社長のブログ
OKRが何故重要なのか?
会社としてはKPI、働く個人としてはOKR、という分け方が正しいかもしれない。
会社としては業績を上げるために、やるべきことを達成し続けるためのチェック機能が必要だ。社員が任されたタスクをしっかりこなせているか?確認するマネジメント。
会社としては、社員1人ひとりのOKRまで展開し、職場目標と個人の意義とが入り混じったOKRを上司にチェックさせる手間はかけられないし、そんなことができる上司は多くはない。
そのため、会社としては、会社目標のKPIを指標にゴリゴリ社員をつめていくマネジメントが効率的なのだ。
しかしながら、近年の新社会人は、個人の働く意義や「やりがい」を求める傾向が強くなっている。
自分自身のOKRをもって働かないと、長くは続けられないし、KPIだけだと追われながら働き続けることになる。
今、上司・監督者に追われながら働いてる人は、それが正社員として働いてからもずっと40年以上続くわけだ。
・シフトどうなってんだ?
・頼んだ仕事は終わったのか?
・はやくしろ!
自分の意志が入っていないので、他者から動かされて、追われながら仕事を進めることになる。
会社に入ってから、会社はアナタのOKRを真剣に考えてくれることはない。
夢を認めてくれるとは思うが、それを本気でサポートはしない。
皆さん自身が自分でOKRを立てなければならないのだ。
OKRがあると、仕事が辛くなった時に、自分は何のためにこれをやっているのか?初心にかえることができる。
また、OKRは、アナタが日々の仕事を通じて何を成し遂げようとするのか?を示してくれる。
日々の仕事そのものだけが楽しい訳ではない。
最終的には家が建つかもしれないが、毎日やる仕事は、1個ずつレンガを積み上げることだ。レンガを積むのが好きな人ばかりではないだろう。家を建てたい!!!それが目標だ。
それをアナタ個人の目標として、しっかり掲げないと、仕事を続ける意義が見いだせないのだ。
だから可視化が必要だ。
OKRの作り方とそのチェックの仕方が非常に重要である。
おそらく1人だけでやると、トンチンカンなアウトプットがでてくるため、今のうちに作り方を覚えた方がいい。
イメージだけではダメで。可視化しなさい。
言葉にするスキルは、何でも必要だ。
OKRがうまく作れないと分からないが、うまく可視化し活用できると、その価値が分かる。
こういうのは、価値が分からないうちにやめる人が多い。