社長のブログ
自分だからできることを
昨日のドラマ「下町ロケット」の最終回、感動しました。
帝国重工と佃製作所のトランスミッション対決。
結果、佃製作所の性能が優れていることが分かり、帝国重工の外注先として成立するわけですが。
自分の会社だとしたら、他社製品への依存はリスクがありますが、自社以上の性能があり、協力することで、はやく目的を達成できるのであれば。
経営者としては本望ですね。
協力していただくとともに、学習をさせていただく、という考えになります。
さて、今の時代、内部でやるべきこと・外に任せること、方針を決めて分けなければなりません。
外に任せることのポイントは上記をふまえ2つ
1.自社製品より優れた技術をもっている会社がある
2.自社のリソースでまわせない仕事を受けてくれる会社がある
です。
当社の営業テレアポは、2だけではなく1も目指しています。
大学生がやっているから他社より劣る、ということは一切ありません。
当社に営業を委託しているある会社では、ウチ(PSF)にも任せて、社内でもテレアポをやっています。
テレアポの獲得率(100件かけて○%アポ約束が得られるか)が、
クライアント 0.8%
PSF 1.5%
でした。
さらに、アポからの受注率は同等のようです。
PSFがより優れた営業品質を保ち続けることで、クライアントからは永続的に活用価値があります。
また、同じことだけをやっていても、いつかは抜かれてしまいます。
自分たちしかできないことを開発し続ける必要があるわけです。
学生や若手社員の皆さんは、
1.他の社員ではできないことをやり遂げてくれる
2.人手が不足しているので、とりあえず穴埋めできる
どちらの人材になりたいでしょうか。
会社としては、2のように誰でも回せる仕事で安定収益化をはかるでしょう。
しかしながら、皆さん個人として考えると、誰でもできる仕事をやっているだけでは、アナタ自身の市場価値はなくなっていきます。
アナタしかできない仕事があれば、会社・クライアントは、アナタにいくらでもお金を払うかもしれない。
それが、アナタの”やりがい”になるのではないのかな?