社長のブログ
長期インターンシップの意味
長期インターンシップは、日本では参加しても・しなくても学生個人の自由である。
参加すると、どんなメリットがあるのか。
長期インターンシップは、長いと1年以上の長期にわたり活動するため、アルバイト代がでることが多い。
昼間やっているアルバイトの時間を、長期インターンシップに変えるのだ。
当社PSFのインターンシップ説明会への参加者は年間で500名を超える。
都内の学生については、長期インターンシップ参加者は、期間は様々であるが1万人を超えている。
長期インターンシップに参加する学生の目的は、
・やりたいことを見つけたい
・就活のネタづくり
である。
8年間、長期インターンシップを受け入れていて思うのは、どんな職業であっても仕事に対する耐性をつけておくというのは、非常に重要だということ。
自分が入社する会社で、入社した後、毎日100kgの重りをつけて仕事しないといけないと分かったら、どうなるだろうか?
言葉だけで理解しているのと、実際に経験しておくのとでは、100倍違うのではないか。
結局、入社後に、早く職場に馴染めたり、早く結果を出せれば、自分は嬉しい。
上司やクライアントからほめられ、会社から必要とされる。
まずは、そうなれるか?という不安を打ち消すには、先に実践でやってみるしかない。
これは、当社の卒業生が入った会社のことだが。
新人は、経営者向けに飛び込みやテレアポで営業をおこなう。
全新人がそれをやっている、毎年。
経営者のリストは新人1人に300件しか与えられない。
300件は2日もあればテレアポでかけきってしまう。
つまり、何度も同じ経営者に営業をかけて注文をとってこい!ということだ。
これが、天下の超一流証券会社のことなのだ。
学歴が高い学生が内定をとりやすいが、大きなギャップを感じてやめていく新人が多い。
また、これは異なる会社だが、同じく営業職採用で新卒を30名くらい採用して、3年で90%がやめている。3年で3割ではなく9割やめている。
どんな会社にも辛い仕事はある。
誰にもできないから、仕事になるのだ。
それを新卒者がいきなりできるはずがない。
そして、働き方改革の影響で、働く時間は削減され、新人に練習時間はない。
いきなり本番だ。
本番前には、なんでもリハーサルがある。練習がある。
日本の就活は何故か、いきなり本番なのだ。
新人研修など、あってないようなものだ。
研修ではなく、実践での練習をした方がいい。
身体だけではなく、心が働くスタンスに追いつかないだろう。
バイトと何が違うのか!?
それは、やってみてくれ!!