社長のブログ

選考突破の秘法

2018/01/21
社長ブログ

企業への就職活動の選考において、いわゆるエントリーシートや面接でPRすべき内容は、○○だ。特に学生達からの人気がある企業の選考においては。

 

その前提となる考え方が2つある。

 

①倍率を考える

人気企業Best100に入るような企業の選考倍率は、高いところで500倍にもおよぶ。

とりあえず女子学生なら誰でもエントリーするという資生堂は5万エントリーを超える。

ESの通過率は10%未満、つまり10人に1人いるかいないかだ。

 

一方で、大学内の就職ガイダンスでは、どの大学も同じツールを使っている。就職対策の本も、皆が同じものを使っている。ネットを調べれば、5大商社、航空・通信業界のES・面接対策は誰でも調べることができる。

つまり、全就職活動生が、同じツールをみて対策をすれば、全員が同じPRになるということだ。

 

前半に戻ると、人気企業のES通過率は10%未満だ。10人の中でたった1人だけ選んでもらえる、人事が会ってくれる。

 

あなたが書こうとしているESは、面接でのPRは、就活生が共通に真似しているものではなく、差別化されたものでしょうか?

他の学生と同じことをPRして、10人中1人に選ばれるでしょうか?

 

自分と同じ企業を受けている、周りの9人に勝る・目立つPRをしないと選ばれないということ。

 

②企業が求めていることは何か?

企業が必要なことはキャッシュだ。採用するのであれば、その人にキャッシュをうみだして欲しい、そう企業は思っている。

 

キャッシュをうみだす仕事ばかりではないため、その場合はその企業の生産性を上げるためにどうすればいいか?考えればいい。

 

つまり、自分が入りたい企業に対して、その企業が儲かるための・生産性を向上させるための提案をすればいい。

 

それも、どれだけ具体的に書けるか?だ。

 

「分からない」、そう思う学生が多いはずだ。

だから、具体的な自分のビジネスアイディアをつくるために、OB・OG訪問があるのだろう。人気企業なら上場して情報が公開されている。自分のPR内容をかためるために、企業研究をするのだ。

 

「そのアイディアが実現できるとはかぎらない」そう思う学生がいると思う。そんなことは関係ない。仮説を提案するだけだ。

「自分だったら、○○をして収益をあげる」こんなところだ。

 

このPRは誰もできていない、むしろ、こういうふうにPRをすることすら教えていない。

 

一般的な共通の対策に基づいて、PRすれば、全員一緒になるので、企業は学歴で選ぶしかないだろう。

 

 

まとめると、企業への就職活動の選考において、いわゆるエントリーシートや面接でPRすべき内容は、その企業へのビジネスアイディアだ。