社長のブログ

止めることも相手のため

2017/09/24
社長ブログ

長期インターンシップPSFをやめようとするメンバーを、私が何故止めるのか?

 

 

会社に入ってからもそうだが、自分が離職をしたいという時に、誰からも止められなかったら淋しい。仲間と思われてなかったのかな?とも思う。

自分は「退く」という決断をしているため、はやく抜けたいと考えて、その時点では「止める言葉」は響かないかもしれない。

 

ただ、後で落ち着いた時に思い返し、「そういえば誰も止めてくれなかったな」と、あまり良い想い出にならないそうだ。

 

せっかく時間を使ったんだから良い想い出にして欲しいし、「必要とされた」「良い経験になった」と思って欲しい。

 

「PSFは何だったんだ」、そう思われるのは、時間の無駄で申し訳ないだろう。

 

人生は有限だ。一度きりの時間を割いてくれたからには、何かプレゼントをもっていって欲しい。

 

 

これは、やめる本人ではなくて、周りが止めて、「必要な存在だった」とインプットすることが重要だ。

 

 

 

また、もしやめる本人が、PSFコミュニティだけでなく、他のコミュニティからも、退く際にまったく止められなければ、孤独になっていく。

歳が若ければ、とにかく淋しい。

段々、自分に自信がなくなっていく・・・

その延長戦上は、「家にこもる」か「存在感を示すために悪いことをする」か。

 

 

止める人数は、たった1人でもいい。

上司は止めることが業務になってしまうため、上司ではなく、同僚・同期の仲間が止める。学生プロジェクトでならリーダーではなくメンバーから。

仕事としてだけでなく、「まだ一緒にやろうぜ」、それだけいい。

 

本人が、辞めずに留まるかどうか?ではなく、同期から声をかけることが重要だ。

 

 

誰も止めてなさそうな時、私がその本人を止める。

しかし、私からの声かけなど、本人は業務にしか思っていないだろう。

私は、本人が続ける・続けないはどうでもいい。ここでの時間が人生の中から消しゴムで消されてしまうことが本人に申し訳ないから。

 

 

会社に入ったら、仲間を支える・仲間が「必要な存在だ」と自覚を促すのは、周りの役目だ。

たった1人からでも必要とされた人は、生産性を高めようと努力し続ける。