社長のブログ

普通の学校にしよう

2019/02/04
社長ブログ

インターンという良い響きの言葉でやっているが。

 

職業訓練は、授業として本格的にやっていくべきだ。

 

短期間で2単位ではなく、最低1年間で。

 

アルバイトならいいが。業績をあげる、生産性をあげるとか急にいわれても爆発してしまうだろう。

 

結果、指導者がしっかりと教えないと、できるようにならない。

 

勝手に育つわけがない。

環境をつくっても、指導者がいないと、指導者が手取り足取り教えないと結果がでるまで到達できない。

 

「100分の1を育む」ならいいけど、全員ならまた指導法は別。

 

ビジネスもいきなり給与が発生する前に、まずは学校からなのだ。

まあ、ウチみたいに稼ぎながら指導を受けるかたちでもいい。

 

「こんな学校が沢山あったらいい」、なんてたまに言われるけど。

とんでもねー。こんなの誰も真似したがらねー。

 

勝手に差別化されているけど。差別化じゃなくて自虐化じゃねーのか、と思うときがある。

 

 

でも、そういうことだ。丁度、この誰も手の付けないところに義務教育の風穴が空いている。

 

 

社会人は学生に対して、真剣に向き合いたいと思っている。

しかしながら、本音でいえない。

日本の教育では、「お金を稼ぐ意味を教えていない」からだ。

 

そのため、学生には「社会貢献みたいな話をすればいいの?」、そんなことを思う社会人が多い。

「あんまり生々しい話しても、引いちゃうだろーな。」とか「甘い考えを正す指摘をしても、意味分からねーかな、受け止めてくれないかな。」など。

 

学生には受け止める土台がないと思い、真剣になりきれない。

 

そう、しっかりフィードバックをもらえない、そんな状態なのだ。

今は、働きはじめても、上司が新人に対して、

「怒ったらもう会社にこなくなっちゃうかな。」や「これ言ったら伝わるかな。」

なんて気を遣う場面が多いのではないか。

 

怒ったら銃で撃たれたなんて事件もあった。

 

フィードバックを受け止められる土台ができあがっていないウチに社会にでているからだ。

 

人による、、、、そう確かに。

 

しかしながら、それは都合のいい言い訳にしか聞こえない。

ならば、できる限り「働く」が学習できる環境をひろげればいいじゃないか。

 

「語りかける」・「相談にのる」とかではなく、実践を通じていかないかぎり土台は構築されない。

「会話」ではなく「体験」がすべて。

 

正義感でしっかり指導しようとする大人が大変な思いをしないよう、土台を構築したいところ。