社長のブログ

中長期インターンシップを義務教育化したい理由①

2017/02/27
学生向け

働くことへのマッチング率を高めるためです。各企業と新卒者のマッチングは重要ですが、より重要なことは、働くとはどういうことなのか?を理解して、どんな企業に勤めても馴染めるようにするというマッチングだと考えています。

 

大卒者が入社後3年内に31.9%離職する(厚生労働省2016年)というデータがでていますが、入社後1年以内の離職は、直接ヒアリングしてみると増えています。長く働くことが良いこととは思っていませんが、1年以内の離職理由はネガティヴな事例しか聞きません。

 

具体的に、弊社のインターンシップから毎年1人は入社している大手証券会社は、新卒者600名を採用しています。毎年、弊社より入社した子にヒアリングしていると、入社後1年間で新卒者100名〜150名は離職しています。

離職の理由とタイミングは毎年似ています。

他社もヒアリングすると、業界問わず同じ離職理由です。

 

・入社前のイメージと違った

・上司と価値観が合わない

・この会社じゃ自分のやりたいことができない

・単に辛い、きつい

など

 

企業側は、辞めることを予測して多めに採用し続けるでしょう。上記を入社後にカバーするには、職場上司の相当な介入が必要になります。それでも離職が止まるかわかりません。甘やかして止めることもいいことではありません。

 

 

1年以内の離職理由は、その会社とではなく、企業活動とのミスマッチだと感じています。

企業活動への理解が甘く、働くことがどういうことなのか本質を捉えられずに、また捉えてはいるけども、自分が適応できずに離職してしまっているケースが多いです。

 

 

働くこと、まさに社会とのマッチング率を高めるためには、一旦、働いてみることがシンプルで分かりやすいかと思います。

 

 

一旦、働くと、

・入社前のイメージと違った

・上司と価値観が合わない

・この会社じゃ自分のやりたいことができない

・単に辛い、きつい

 

こんな悩みがでてきます。入社後に想定される同じ障害があらわれます。

 

 

弊社におけるインターンシップ生の中でも、毎年200名以上の学生が参加してくれますが、1年間で20-30%は辞退していきます。

私は、働く1年目のサイクルを体験してほしいので、インターンシップを1年間とみています。

 

 

ご安心いただきたいのは、弊社のインターンシップを辛くて脱落してしまった子でも、就職後に1年以上続いているケースが多いです。

1度、失敗してしまったので、ここでの学びを活かして、2度目の失敗を回避できるようです。

 

 

就職活動はお見合いですが、インターンシップは同棲生活です。生活を共にするとはどういうことなのか?を結婚前に体験できます。

 

『教える』ことではなく『体験する』ことで、働くということのマッチング率を高めることができています。