社長のブログ
心の教育
大学生は教育対象(生徒)ではあっても、ほぼ人格ができあがっているため、その時点での思考力や行動力が就職活動時に評価される。
大学生時点での、道徳教育や思考力のトレーニングなどはほぼないに等しい。
更に企業は、大学生時点での人間的教育や行動を促進する訓練などは一時的以外のものは対応できないため、その時点での大学生の力を評価するしかない。
また、入社後は、行動あるのみの成果が期待される。
企業側は、育てたい気持ちはあるものの、業績をあげなければ既存社員の生活を保てないため、業績向上につながる・またくらいついてくる新人のみを活かすことを考える。つまり、諦めたもの・去るものを救いあげるようなことはできない。
そのため、大学生活の中で、企業活動というものをある程度、理解だけではなく体験(心の変化が起こるくらいの期間)しておく必要がある。
しかしながら、企業への就職の接続となる大学生の教育において、1番の障害は心の教育である。
人格形成はほぼできあがっているため、誰も深く指導できないのである。指導しても価値観を広げることができない学生は、心を閉ざしてしまう。
まずは、行動の障害となる、各自の考えや悩みを共に話し合い、それぞれにとって良い方向につなげていくことが必須である。
活動以前に悩むことがあれば、勘違いやお互いの齟齬がないように共有しておこう。
《もっていたら共有して欲しい考え(以下の内容に近いエピソードや気持ちがあれば発言して欲しい)》
以下の考えがダメなのではなく、行動やチーム活動の障害になることが多い。
・「やりたいこと」がないと就職活動としてダメなことだと思っている。
・目標をもった方が、行動できる。まずは目標を見つけたい。
・いつも、本当にこれが自分のやりたいことなのか?考えてしまう。
・自分に合っているか・自分が求めているものを探すことに時間をかけてしまう。
・自分が忙しくなると、他メンバーに迷惑がかかると思い、自分は抜けた方がいいのではないかと考える。
・チーム活動において、自分自身の個人的な感情や問題は、他のメンバーに伝える必要はない。
・後からコミュニティやチームに入ると、否定したり、自分だけ質問するのも悪いと思い、黙って聞いている。
・結果がでないと逃げたくなる。
・怒られると、自分が否定されたかと思い、拒絶したい気持ちになる。
・何をやったらいいか分からなくて、混乱することがある。前に進みたいのに、力がなくていつも悩んで動けなくなってしまう。
・メッセージが送られてきても、しばらく既読無視してしまうと、返しづらくなり、やがて連絡できなくなってしまう。
・協力し合うとはいっても、辞めたい相手がいれば、「それぞれの人生」があるので止める必要はないと思う。
・相談や報告をしても、特に意味がない。また、どうやって相談したらいいか分からない。