社長のブログ

人気企業への就職方法

2017/04/16
学生向け

そろそろ大手の面接選考になるかと思うので。

学生に人気の大手企業を受ける学生さんは特に見て欲しい。

大手企業は優秀な学生が沢山受ける。

そのため、たかが印象管理やハキハキ受け答えができます!程度では内定がもらえない。

基礎的なことは軽くクリアしている強豪が沢山いる中で、内定を勝ち取らなければならない。

面接通過のポイントは話の内容ではない。

・自己PR
・学生時代やってきたこと
・志望動機

いかに相手によく伝わるか?内容を考えているかと思いますが。

 

「その内容いいね!」
っていう感想はそんなにない。

 

大体
・サークル
・アルバイト
・留学
・ボランティア
・学業

 

このどれかの話になるかと思いますが、そこまで学生間の大差がないため、面接官の印象に内容は残りにくい。
これは、内容がダメだということではなく、毎日15-20人の学生と面接を1ヶ月間繰り返している面接官の立場になってみると、内容は記憶からどんどん飛んでいってしまう。

 

丸1日一緒に行動したり、何回も会ってくれれば別ですが、沢山の学生が受けにくる企業でそんなチャンスはない。

 

30-60分の間で「いいな」と思ってもらわなければならない。

 

話の内容でなければ、何が見られてるのか?
それは皆さんも見ている。

欲しい人材は、「自ら環境を創れる人」。

それは、面接においての対応から、感じることができる。

質問の受け答えだけをしてる学生では、内容の差別化をはかるしかない。

 

しかしながら、自ら面接の環境を自分のペースにもっていける学生であれば、会社に入ってからも自分から会社に馴染んでくれるんじゃないかと期待ができる。

 

面接の受け答えをするんじゃなくて、自分から自分の好きな会話に持ち込む!ということ。

 

そんなことできるのか?

 

できる。「遠慮」や「社会人に対して自分のペースで会話したことがない」という理由しかない。

 

「主体性がない」ではなく「やったことがない」、だから「何を話せばいいか分からない」、それだけだ。

 

やればできる。

 

別にスキルを求められている訳ではない。

これまでの人生において経験したことだけを話せばいい。

練習だな。

 

だから、今の就職活動生の練習するポイントはズレている。

「受け答えのやり方」や「人事が求めるESの書き方」はどうでもいい。

「自分で状況をつくっていくこと」や「相手との間合いの詰め方」をもっと訓練した方がいい。

 

 

質問されてるだけでは、自分のことなど10%も伝わらない。

そもそも、自分から就職したいと選考に挑んでいるのに、面接官に気を遣ってもらって質問されている自分に危機意識をもった方がいい。

会社に対して給与が欲しい!と言っているのだから、自分からプレゼンテーションしないとダメだろう。

お客様になっていることを知ろう。

 

 

いい?

内定がいっぱい獲れる学生さんは、話の内容が良いのではなくて、自分のペースにもっていくのがうまいということ。

空気がよめないまま、一方通行のプレゼンはダメだよ。

 

このこと、できる学生は知っている。だから、意図的に自分のペースにもっていくだろう。

大手を受ける皆は、その層に勝たなければならない。

 

面接対策ではない。
営業の商談で、自らペースをつくり、人事に買いたいと思わせることができたかどうか。

そのトレーニングが、面接で発揮できるかどうか。

 

伝わったかな??

自分のペースにもっていく面接トレーニング、やって欲しかったら、連絡して。