社長のブログ
コミュニケーション力の変化
コミュニケーションは、
・会わないと分からない
・口ではなく書いてるものを読んで対応して欲しい
両極端に分かれる。
前者は商談、後者はカスタマーサポート、という分け方もできる。
ただ、時代の変化により、どんな状況でも後者のコミュニケーション力が求められてきている。
しかしながら、文字だけでは理解できない方々も多く、今回の補助金・助成金申請に戸惑う企業・個人事業主がいることは否めない。
会ったことがないと、文字だけでは、行間が読みとれず理解が甘くなる。確かにそうかもしれない。
しかしながら、それで対応するしかない状況が増えていく。
時代の流れは止められない。
最近、以下のような学生さんからの相談があった。
「二次面接・最終面接を突破するための、具体的なアドバイスなどありましたらお教えくださいますか。」
当社は、規模が大きくはないため、500名以上の学生さんの相談を受ける場合、1人1時間とるというよりは、チャット・LINE・メールでの即対応が求められる。
たとえば、この質問に対して、再度を質問を投げ返すと、工数が増える、連絡がとまる、など生産性が下がる。
その状況で、この相談に対して、どのようなアドバイスをするか。
◆二次・最終ということは、一次との違いを知りたい
◆具体的なアドバイスということは、これまで抽象的なアドバイスが多く、対策がうまくできていない
という推察をする。
私よりコミュニケーション力が高い方は多いですが、以下私の回答です。
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一次よりも二次・最終は、新卒対象の方が自社をどれだけ理解してくれているか気になります。
web選考になっている企業であれば、web面接では人柄は分かりにくいので、より会社理解度が重要な評価項目になるでしょう。
webではなく実際に会って面接をしても、コミュニケーション力よりは、会社理解度です。
つまり
・この会社はどういう成り立ちか?(沿革)
・どういう市場で活動しているのか?(ゲーム、電力インフラ、建設関係など)
の質問に答えられるようにしておく。上記の質問が面接の中でされなくても、ご自身からプレゼンしてもいいかと思います。
「調べたので聞いてください!」と一言断って。
調べ方は、上場している会社であれば、有価証券報告書がIRページにはってあります。実は数値だけではなく市場のことも書いてあり、
会社の内情がよく分かる資料です。
また、沿革が具体的になっていなければ、ウィキペディアでも検索すると意外に詳しく成り立ちが載っています。
パクリでも構わないので面接で答えると、「よく調べてるね」と喜ばれます。
会社の理解度が高いということは、それだけ自社について調べる時間をさいてくれている、志望度が高い、という証明にもなります。
参考になりましたでしょうか。
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文字のコミュニケーションでフリーズしてしまうと、その先に進めなくなるビジネスも多い。
書き手が何を伝えようとしているのか、理解する力も訓練した方がいい。
勿論、書く側が分かりやすくするのは当たり前のこと。