社長のブログ
新人育成の難易度があがる
この連休中、多くの企業の人事部長から連絡がきます。
「4月に入社した新人をオンラインで教育しているが。新人が100人いれば、当然、学びに差が出る。オンラインだと、研修についてこれない新人をひろえない(リアルよりサポートできない)。」
という悩みでした。
元々、働き方改革は進んでおり、自宅で仕事をおこなうことは普通になりつつあった。
しかしながら、社会人として初の研修がオンラインで、オフィスには行かずに仕事を覚える・慣れることに、ついてこれない新人も多いはず。
リアルよりオンラインの方が、「学ぶ側の姿勢」がかなり重要になる。
今回の緊急事態が終われば大丈夫・・・いや、働き方改革は止められないため。
これに少しでも慣れていく必要がある。
企業側は、オンラインでの教育をブラシュアップしていくものの、新人側の受講姿勢は整える必要がある。
以下のメッセージは、企業ではなく、新人に対してであるが。
「働き方が変化する・多角化する」ということは、新人の自律力がより重要になるということ。
今まで、特に日本の企業は
・ちゃんと、朝起きる
・仕事の相談や報告をおこたらない
・会社は利益をあげないと継続できない
など、当たり前のことを4月1日から研修で指導してくれていましたが。
これが、よりオンライン化・また研修時間が少なくなるほど、新人は自分自身で何とかしないといけなくなります。
今の日本の学校教育には、まだまだ職業訓練の要素は少ない。具体的には、「教わる」から「自分で稼ぐ」への転換をするタイミングが、若い人自身でピンとこないのが現実でしょう。
少なくても、オンラインであっても、学生の間に、企業のインターンシップには参加した方がいい。
最低3ヶ月間です。
自宅で仕事をすることになったとしても、自分で自分のことを何とかできるようにしておくこと。
保護者の方と同居ならば、それはマイナスにはたらくこともある。
自分で管理しなければならない。