社長のブログ

新卒でも「新卒」の就職活動になってはいけない

2020/01/03
社長ブログ

一部だけ、前のブログに続きますが。

就職活動に「正解」はある。

 

新卒の就職活動は、転職活動と変わらないつもりでやった方がいい。

少なくても入社後半年~1年で成果をあげるということだ。

 

そのために、就職・転職活動で、一番考えなければならないことは、その会社はどうやって儲けているのか?だ。

 

会社で最も重要なことは、収益をあげること。収益0の会社に入りたいだろうか?そもそも収益0であれば、運営できてはいない。

収益は、誰が払っていて、何でお金を払ってくれるのか?

それを考えるといい。

そして、選考において、アナタは、その会社がどうやったらもっと収益があがるのかを語ること。

 

収益をあげることが最も重要であれば、収益をあげられる人が必要ということだ。

他に要素はあるものの、重要な評価項目として「収益をあげるストーリーが立てられるか?」はみたい。

社長なら誰でも聞きたいはず。

 

会社は、収益が最大化するよう仕組みがつくられている。収益が最大化する人員配置、ビジネスモデル、社内制度、教育、上司のマネジメントなど。収益を起点に考えることができれば、会社に適応できない、なんてことはない。

 

 

直接的にいえば、これが本当の採用評価軸であるものの、新卒の評価項目にない理由もわかる。中途でもあまり聞かない。

 

また、新卒の選考で

・自己PR

・志望動機

・学生時代に力を入れたこと

が聞かれていると思うが、本質を見失わないよう注意しよう。

 

わずか10~20分間で、自分のことを理解してもらえるわけがない。不可能である。

そのため、未来を語り、その会社で雇ってもらう理由を説明するだけで十分なのだ。

その会社の収益をあげるストーリーを語ることで、具体的であればあるほど、志望度が高いと受け止められるだろう。

 

人事にひびくかどうかは、その場で伝えてみないと分からないが、他の学生と同じことを言うよりはマシだろう。

100倍の競争率であれば、他の99名との差別化が重要なのだ。

人格のみで勝負できる!自信があるならいいが。

過去は変えられない、今から挽回できないなら、変わる未来を語ればいい。

 

優秀な学生ばかり受ける会社であれば、競争率が高いため、面接時間はかなり少ない。そのため、皆さんは、面接官に会った瞬間に印象で合否に近い判断がくだされる。

その印象は、これまで積み重ねてきた人間力でしかない、仕方ない。

それが自信なければ、未来を語り印象を覆すしかない。

 

収益をあげるストーリーは、経営者も悩む課題である。

しかしながら、マーケット、つまり会社がつくるサービスの買い手は、これから20年以内には、今大学生の皆さんがなる。

 

日経新聞の購読者が今5人に1人(20%)であれば、皆さんが40歳の時には、20人に1人(5%)、つまり売り上げが4分の1になる。

メガバンクの口座をつかっているのが今2人に1人(50%)であれば、皆さんが40歳の時には、20人に1人(5%)、つまり顧客が10分の1になる。

 

自分達が買わない・利用しなくなるサービスは沢山あるだろう。テレビもみない、買い物もいかない、、、、10~20年後、もう近い未来に市場がなくなっていく会社が多くあるのだ。新しいことをやらないと分かっていてもできていない会社はまだ多い、そこに皆さんのアイディアは必要になる。

 

自信をもっていこう。