社長のブログ

大学時代は気づかない

2019/01/26
社長ブログ

現状、200万人以上いる大学生のうち、長期インターンシップ(職業経験が積める)を知っているのは1割ほどだ。

 

こんな環境が増えていることに気づいていない。

また、長期インターンシップに参加しても、これが入社した後のために大事なこと!と、気づく学生は少ない。

 

それは当たり前だ。

 

今は大学生なんだから。まだ入社していない。

 

「営業職になるかもしれないから営業をやっておこう」、これは論理的に正しいかもしれないが、大学生の認識としては、

 

・こんなキツイ仕事やってられない。

・自分に向いていない、やめよう。

こんな感情を抱くだろう。

 

 

その立場にならないと、よく分からないことが多い。

・実際に就職して気づく

・結婚して気づく

・子供ができて気づく

・病気になって気づく

 

これまでの経験から、そうなってみて気づく人が多いだろう。

 

 

就職に関しては、

大学時代は気づかなかったものの、入社した後に「もっと訓練しておけば良かった」、この意見は10人中10人がいう。間違いない。

 

営業職として入社すれば、

・いきなりクライアントを任されることはないので、新規開拓から。新規はテレアポや飛び込み、よくて問い合わせ対応。

・自分がやりたいことではなくて、相手がいってくることを正確に聞いて対応しないといけない。

こんな仕事から始まる。

 

自分がイメージしていたように動けない新人が多いのだ。そりゃ、そうだ。やったことがないからだ。

 

ひどい時は、クライアントは別に怒っている訳ではないのに、新人が勝手に恐怖心をいだき、まともにコミュニケーションがとれなくなってしまう。

それも経験不足だ。「営業」「仕事」とは何なのか?が分かっていない証拠である。

 

現在の義務教育や人間的な倫理観の醸成、また知識レベルの教養だけでは、就職への適応はスムーズではない。

 

 

就職する側の不安と会社側の教育コスト、同時に効率化していけるのは、長期インターンシップという教育システムしかない。

 

当社は、やれても数千人の学生指導。大学生は200万人以上いる。

こういう環境はあればあるほど良いと思い続けている。