社長のブログ
企業活動に必要な能力
2017/10/09
社長ブログ
企業活動は、何度も書いているが、「経済」をつくるためのものだ。
「経済」をとめずに、お金が回るよう進化をさせていく。
企業活動は、お金を回すために、2つのことをする。
・既存事業の維持
・新規事業の開拓
ということは、企業活動に必要な人材は2パターンしかない。
①既存事業で数字を維持できる。また先輩から引き継いだ仕事の生産性を維持するか向上させる。
②新しい会社の収益をつくる。自分でサービスを考えて販売まで完遂する。
好きなことをやりたければ②の人材にならないといけない。会社を納得させる事業をつくり経済をうみだす。
それができなければ①をやるしかない。「好きなこと」「やりたいこと」ではなく、先輩から引き継いだ仕事・既存の仕事を言われた通りにやって生産性を下げない。
キャリア教育を講座で指導するリスクは、「やりたいこと」「できること」「すべきこと」の中で、理解できるのは「やりたいこと」だけだからだ。
だから「やりたいこと」がやりたくなるのだ。
「やりたいこと」をやるのであれば、同時に、事業を構築する力を義務教育もしくは就業前の教育において身につけさせないといけない。
最初から「何でもやります」の意味が分かっていれば、無理なく働ける。しかしながら、「やりたいこと」を押すならば、やれないと本人が不幸になってしまう。
私は「自分次第」という教育は詐欺だと思っている。自分でできないから悩んでいるため、できる環境をつくることが望ましい。
題の能力は、今の教育では身につかない。身についている人は自分でやっているからだ。