社長のブログ

中長期インターンシップを義務教育化したい理由③

2017/05/08
社長ブログ

企業活動の本質は、『やりたいこと』より『必要なこと』を提供することだ。

 

 

その企業が顧客にどんな価値を与えているのか?を理解して、更に期待値を超えるサービスを作り続けることに社員が貢献できた方が、互いに良い。

 

売上規模や利益率の高いビジネスを成立させている企業は、福利厚生じゃなくて、サービス力や開発力にかなり長けている。

何で長けているのか?

 

見るところを間違えると、何の価値を提供しているのか分からないまま、働き続けることになる。

 

規模が大きい企業は、すごいビジネスモデルを確立されている。

既に価値提供のプロセスが用意されているフィールドで働くことができる。

 

アルバイトも働き方が同じだ。

 

時給1000円のビジネスフィールドが用意されている。時給1000円でアルバイト募集して、『1000円の価値を出しなさい!』なんて指示を受けたことはないはずだ。

 

あったら、すごいためになると思うが。

 

 

 

 

ビジネスモデルを確立されている企業で働けるとは、どういうことのなか?

『これは価値があるんですよ!!』という価値づけをする過程を全て省くことができる。

 

既に顧客が価値があると理解してくれているサービスを扱えるということだ。

 

 

 

 

起業すると、それが明らかになる。

『価値づけ』からしなくてはならない。企業としての価値づけにも数年はかかる。同業他社がなければなおさら。

 

起業しなくても、この本質に気づく必要がある、と私は思う。

 

時代の変化にともない、価値の尺度が変化し続けているからだ。

 

自分の会社が、何の価値を提供しているのか?

 

 

 

また、価値に気づく教育として、ビジネスモデルのないフィールドにおいて、『価値づけ』から挑戦してもらうと、入社後により価値のありがたみが感じられるだろう。

 

 

 

私がやっている、『自分の身体ひとつで1-2時間以内に稼げるだけ稼いでこい!』というワークは、まさにそれである。

 

 

 

企業に入って、そこのサービスを販売できる理由のほとんどが、その企業自体の価値が起因している。

どんな企業であれ、雇ってもらえることは、本当にありがたいことなのだ。

 

 

 

お金を払うに値するサービスかどうかを認めてもらうことは、本当に時間がかかり、販売するよりも、労力がかかる。

それに断念して、やめてしまう経営者は少なくないだろう。

 

 

共に『価値づけ』からできる社員が沢山いると、企業は成長する。

 

 

 

就職活動において、企業をみる視点がずれてしまわないよう、インターンシップでの実践教育が必須だと思う。

 

・どれだけ給与がいいのか?→どれだけ利益率の高いサービスを提供できているのか?何故、顧客はそれを利用し続けているのか?

・どんな仕事か?→顧客がより良くなるために、どんなスキルを身につけ、何を提供する必要があるのか?

 

企業をみる視点が本質であればあるほど、早期退職はへり、戦力化もはやくなる。